この機能は、検索エンジン(Googleなど)がクロールする際に効率的にするためにCloudflareが情報を提供する機能です。
これにより無駄なクロールがなくなり、適正な検索順位を反映させることができます。
以下、公式ブログ
では、どのような効果が現れるのでしょうか?
独自に調査を実施しました。
調査結果
結論:パフォーマンスを改善する機能ではなく、各検索エンジンの負荷軽減とサイト検索順位の適正化につながるもの。
この機能は、ページの変更をほぼリアルタイムで検索エンジンに通知、また前回の訪問以降に変更された内容やページの優先度(訪問頻度から)を連携することで、検索エンジンからの無駄なクロールを減らすことができます。
ですが、Webサイトの表示スピードやコアウェブバイタル数値のように明確な結果を計測する方法がないため、効果を確認することが難しい機能であることがわかりました。
注意点
・ベータ版なので予測していない問題が起こる可能性がある
・検索順位を上げるものではなく下げづらくするものである
導入の手順
①Cloudflareへログイン→対象のドメインを選択

②サイドバーより「Caching」を選択、プルダウンに表示される「構成」をクリック
下に向かってスクロールしていくと表示されます

③右にあるトグルスイッチにカーソルを合わせてクリックすると、機能がオンになります
まとめ
劇的に表示スピードやコアウェブバイタルの数値などを改善できるような機能ではありませんが、オンにしても比較的リスクが少なく損しない機能であると言えます。
ですがベータ版であることには変わりないので、他のベータ版と同様予期しないトラブルへの準備は必要になるかと思います。