Cloudflare(クラウドフレア)は、CDN(Content Delivery Network)をベースに、パフォーマンス改善・セキュリティ対策・Zero Trust・サーバーレス開発までを1つのプラットフォームでカバーするサービスです。
CDNとは、ユーザーとウェブサーバの間に設置され、リクエスト処理を最適化する仕組みのこと。
ブラウザからのリクエストをキャッシュとして保持し負荷分散を行うため、瞬間的にアクセスが急増してもサーバをダウンさせることなくウェブサービスを維持できます。
CDNの代表的な製品にはAkamaiやCloudFrontなどがありますが、クラウドフレアはCDNの利用世界シェアNo1で、CDNを利用する8割以上のユーザーに選ばれています。さらに、キャッシュしたデータを最適化する機能を標準で搭載している点も特徴です。
Cloudflare(クラウドフレア)が提供する4つの機能領域
クラウドフレアは、もともとCDNサービスとして広まりましたが、現在は大きく4つの機能領域を持つ統合プラットフォームに進化しています
- パフォーマンス:CDN、画像最適化、キャッシュなどによるサイト高速化
- セキュリティ:WAF、DDoS対策、Bot対策、AIクローラー対策
- ネットワーク/Zero Trust:社内システムへのアクセス制御、VPNに代わる安全な接続
- 開発者プラットフォーム:Cloudflare Workers・Pagesによるサーバーレスアプリ開発
Cloudflare Workersは世界335都市に広がるエッジネットワークのデータセンターで実行される点が特徴で、5ミリ秒以下の起動速度で動作します。
また同社のネットワークは世界中の9,800以上のネットワークと相互接続しており、世界のインターネットリクエストの20%以上を処理しています。

これだけの規模があるからこそ、悪意のあるアクセスの検知・対策スピードにも強みが出ます。
導入すると、パフォーマンス改善からセキュリティ、社内アクセス管理まで幅広くカバーできる点が支持されている理由です。
サイトパフォーマンスの改善(表示スピードの高速化)
クラウドフレアは世界中にサーバがあり、世界各地のユーザーからサーバーが物理的に近いことが高速化する理由のひとつです。
さらに、ウェブサイト内の画像をキャッシュし、次世代画像フォーマットのWebPや AVIFに自動的に変換することで画像容量を軽量化することでサイトの表示スピードを高速化することが可能です。
表示の高速化の結果、コンバージョン率向上に繋がります。
さらに、PageSpeed Insightsdeの分析結果の改善項目で上位にあげられる画像の最適化に対応するため、コアウェブバイタルなど、SEOの効果も発揮します。
ドーモのテストサイトでのクラウドフレア導入効果検証
(モバイル環境を想定した下り6MBでの表示比較)
セキュリティ対策(WAF)
WAF(Web Application Firewall)の機能が標準で搭載されています。ウェブサイトに対してDDoSなどのサイバー攻撃を防ぎ、サイトの脆弱性をついた攻撃に対して保護することで個人情報の漏えいなどを防ぎます。
特に近年増加しているのが、脆弱性を突いた不正アクセスを起点とするランサムウェア攻撃です。
攻撃対象も大企業だけでなく中小企業やサプライチェーン全体に広がっており、他社経由で自社の情報が漏えいするケースも珍しくありません。
ランサムウェアに感染すると、サーバやファイルが暗号化され業務システムが停止するだけでなく、個人情報の窃取・公開、復旧までの業務停止による損失、取引先への説明対応など、被害は多方面に及びます。
こうした攻撃の多くは、公開されているウェブアプリケーションの脆弱性を入口にしています。
WAFはこの入口を守る役割を担い、既知の攻撃パターンやゼロデイに近い不審な通信を検知してブロックすることで、ランサムウェアの侵入経路そのものを塞ぐ効果があります。
クラウドフレア導入のイメージ
ウェブサーバと訪問者の間にクラウドフレアが入ります。これによって、通信の高速化・サーバの安定化・サイバー攻撃やボットの遮断を実現できます。

増え続けるAIボット・AIクローラーへの対応
近年はDDoSや従来型のBotに加えて、AI学習用クローラーによる無断アクセスが新たな課題になっています。
AI学習用クローラーは情報を奪うだけでなく、サーバに大きな負担を掛けるケースも増えてきています。
クラウドフレアは、AI Crawl Controlという機能で主要なAIクローラーを識別し、許可・ブロックを細かく制御できます。
コストパフォーマンス
パフォーマンス向上とセキュリティ対策に加えて、コスト面でのメリットがあります。
クラウドフレアが情報をキャッシュしてクライアントに返すため、ウェブサーバへのリクエストは大幅に減り、ウェブサーバが発信するデータ転送量も減少します。
これによりウェブサーバが重量課金であった場合にサーバのランニングコストを抑えることが可能です。
また、セキュリティ対策の機能でSSLがあり、追加費用なしで利用することができます。
Zero Trust(ゼロトラストネットワークアクセス)
社内システムやSaaSへのアクセスを、VPNではなくID・デバイス単位で制御する「Zero Trust」機能も、Cloudflareの標準サービスの一つです。
- Cloudflare Access:社内アプリへのアクセスをID認証つきでブラウザから安全に許可
- Cloudflare Gateway:会社支給デバイスの通信をフィルタリングし、危険なサイトへのアクセスを遮断
- WARP:従業員の端末とCloudflareネットワークを安全に接続するクライアント
VPN専用機器のように拠点ごとの構築が不要で、既存のCDN・セキュリティ契約に追加する形で導入できるのが特徴です。
Cloudflare Workers(エッジで動くサーバーレス実行環境)
Cloudflare Workersは、世界中のデータセンターで直接プログラムを実行できるサーバーレス環境です。
オリジンサーバを経由せず、ユーザーに最も近い拠点でコードが動くため、レスポンスが高速になります。
メンテナンス画面の出し分けや、簡易的なAPI、Botのスコアリングによる制御など、DNSやWAFの設定だけでは実現できない細かな挙動を追加したい場合に活用されています。
利用者の声
弊社で実施した利用者のアンケートの結果はこのとおり。

ご利用頂いている70%の利用者がCloudflareの効果を実感しています。
クラウドフレアを使うには?
実装は複雑な作業はありません。
クラウドフレアのサイトからアカウント取得後、管理しているウェブサイトをクラウドフレアに適用させたあと、DNSの管理画面からDNSをクラウドフレアに切り替えることで利用できます。
ドーモでは、アカウントの取得から初期セットアップ、チューニングまで対応しますのでお客様はCloudflareの設定をしなくともご利用いただけます!
プランの比較
プランはPro、Business、Enterpriseがありますが、パフォーマンス改善・セキュリティ対策いずれもPro、Businessでも十分な効果を発揮します。
プラン別機能比較表

まずはお手頃なProまたはBusinessプランから試してみてはいかがでしょうか?
※今なら無料で一か月トライアル利用!効果を確認してご検討いただけます!
Cloudflare(クラウドフレア)の実装に困っていませんか?
認定パートナーの(株)ドーモではクラウドフレアの導入からカスタマイズまで対応するサービスを提供しております。
ぜひ、こちらをお申し込みください。
今なら無料で一か月トライアル利用可能!
Cloudflareの効果を確認してご検討いただけます!
Web表示スピード改善・セキュリティ対策のCloudflare
導入のご相談だけでなく、運用フェーズでのサポートも承ります。
DDoS攻撃や悪質なBot(ボット)からのアクセスを防ぎたい方、WAF機能やプランの詳細を知りたい方、
国内エンジニアによる安心の運用サポートをご希望の方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

