Webサイトの表示スピードを高速化し、かつ不正アクセスを遮断するセキュリティ機能を持つCloudflare(クラウドフレア)をご存じでしょうか?

クラウドフレアは新世代のCDNのサービスのひとつです。

CDNとは「Content Delivery Network」の略称で、Webサイトの画像のキャッシュ化と、リクエストに対する処理を最適化するための仕組みです。

CDNは、Webサイト(サーバ)にアクセスする際のユーザーとウェブサーバの間に設置し、Webサイトの情報をキャッシュ化します。
そしてWebサイトへのリクエストは、キャッシュしている情報をCDNが応答します。
CDNの製品グループには、Akamai、CloudFront、Fastlyなどがありますが、その中の新世代型CDNサービスとして、クラウドフレアが存在します。

クラウドフレアの採用事例としては、Salesforceのコマースクラウド、shopify、Discord、notion、canva、pixivなど、メジャーなサービスでも利用されていて、CDNでの世界シェアでは、いまや8割以上を占めています。

前出しましたが、CDNの機能はコンテンツのキャッシュと、リクエストに対する負荷分散です。これによりユーザーからのアクセスが急増してもサーバがダウンが起こりにくくするのがCDNの特長です。

こうした特徴の中で、クラウドフレアならではの強みは、負荷分散に加えて「表示スピードの高速化とセキュリティ対策を同時に実現できる」ことです。

クラウドフレア導入イメージ

クラウドフレア導入の3つメリット

(1)表示スピードの高速化

クラウドフレアは、Webサイト内のコンテンツをキャッシュしたあと、webPや AVIFに自動的に変換することで画像を最適化・軽量化します。

画像の軽量化によって、サイトの表示スピードが高速になります。
ユーザビリティが向上するため、コンバージョン率向上が期待できます(Amazonでは、サイトの表示が0.1秒遅くなれば売り上げが1%減少し、1秒高速化すれば10%の売上が向上すると言われています)。

画像の軽量化はコアウェブバイタル対策としての効果も大きく期待できます。
コアウェブバイタル対策をすればGoogleからの評価が高くなり、SEOに有効です。

コアウェブバイタル対策は何をすればいいか、Googleが提供している「Page Speed Insights」を使えば課題を抽出することができます。

課題として上位にでてくるのは、「画像のファイルサイズの問題」や「次世代画像フォーマットへの対応」です。

Page Speed Insightsの分析結果(例)

これらの問題を解決するのは難しくはありませんが、Webサイト内にあるすべての画像を最適化するには手間がかかります。
クラウドフレアを入れることで一気に改善ができるのは、時間的にコスト的にも大きなメリットがあると言えます。

(2)セキュリティ対策

WAFは「Web Application Firewall」というもので、ファイアウォールやIPSでは対応できない、WEBアプリケーションへの攻撃を防ぎます。
WebサイトへのDDoSなどのサイバー攻撃を防ぎ、サイトの脆弱性をついた攻撃を防止します。

WAFの製品として攻撃遮断くんやWafCharmなどがありますが、クラウドフレアにもこの機能が標準で搭載されています。

とりわけクラウドフレアは世界的に利用されていることから、悪意のあるアクセスの情報の学習量が多く、シグネチャのアップデートが速いという特長があります。

(3)コストパフォーマンス

クラウドフレアは、パフォーマンス向上とセキュリティ対策に加えて、コスト面での特徴があります。

クラウドフレアが情報をキャッシュしてクライアントに返すため、Webサーバへのリクエストは大幅に減り、Webサーバが発信するデータ転送量も減少します。
これによりWebサーバが重量課金であった場合にサーバのランニングコストを抑えることが可能です。また、無料でSSLを利用することができます。

クラウドフレアのデメリット

キャッシュをするのが特長ですが、キャッシュには保持時間というものがあります。
キャッシュを保持する時間のルールがある場合、サーバ上でファイルを更新しても、クラウドフレアから再度読み込みせず、キャッシュをしたファイルを返します。
クラウドフレア上で強制的にキャッシュをクリアして最新のファイルを取り込むことで解決できますが、こういったルールを理解して運用を設計する必要があります。

クラウドフレアを導入するには?

クラウドフレアのサイトからサービスを申し込み後、管理しているWebサイトをキャッシュさせてドメインレジストラの管理画面からDNSをクラウドフレアに切り替えることで利用できます。

クラウドフレアの公式サイト
https://www.cloudflare.com/ja-jp/

プランの比較

プランはPro、Business、Enterpriseがありますが、安価なPro、Businessでも十分な効果を発揮します。

プラン別機能比較表

まずはProまたはBusinessプランから試してみてはいかがでしょうか。

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